本の整理
「あそびのじかん」ご来場のたくさんの方が、蔵書本を手に取ってくださっているようです。
公開整理のことはA4の紙1枚で説明を掲示してあるだけなので、パッと見は謎の古本の山といったところでしょう。。。
これから少しずつ情報を増やしたり、作業に伴ってレイアウトも変わっていく予定です。
取り急ぎ優先させている作業としては、段ボール及び本に挟まっているチラシや紙片の類を救出することです。(本よりも意外にそういう資料のほうが貴重だったりするというアドバイスを受けたため)
また先日は、美術館の美術図書室を訪ね、本の整理(目録的なデータベース化)についてアドバイスをいただきました。ひとまずOPACに掲載されているかを確認し、掲載されていない本についてはOPACに準じた項目のリストを作ってはどうかとのことでした。
なるほど、ご本人が執筆した本を例にとると、こんなかんじですな。うーん、なかなかの情報量です!(OPACに掲載されていない本だけ入力すればいいんだから、落ち着け、私。)
並行して、現在は整理が終わった本に貼り付ける蔵書票のことを勉強したり図案を検討するなどしています。
ご本人のトレードマーク?となっている栗鼠のイラスト。蔵書票にはこの図案を入れて、例えば「栗鼠文庫」とか、「栗鼠蔵書」などと名付ける、、、ご本人ともそんな相談をしたりしています。
栗鼠は(食べ物を口に)蓄えるので、なんとなく情報・知識の蓄積イメージにも似ていて、親しみもあって良いのではと思っております。
「リスに穴を教える」というタイの諺があるらしいですが、「他人に役立つ情報を教えてあげる」という意味だそうで。
ところでスライドを整理していて、ご本人が過去に書いたこんな文章に出会いました。
20年ぐらい前に書いて展示したテキストのようですが、今回のプロジェクトのことのようにも読めて面白いので、栗鼠のドローイングと並べて壁に貼ってみました。
本公開整理は、2019/10/20まで東京都現代美術館で開催中の「あそびのじかん」のうしおの展示室内で行っております。
「公開整理作業を手伝ってみたい」という方のご連絡もお待ちしております。