公開整理 2020年に向けて
本年も残りわずかになりました。
公開整理について、2019年の活動をきちんとまとめたかったなと思いつつもままならず。
せめてお世話になった皆様方に御礼を申し上げないと年越しができません!!
ざっくり活動を振り返りますと、
2019年の7月から始まった東京都現代美術館での「あそびのじかん」展で、本公開整理を始めました。
うしおの《不如意の儀》という作品の1コーナーではあったのですが、この作品はヘロドトスの『歴史』にインスピレーションを受けて展開したものであり、公開整理は「作品と個人の歴史(は、誰のものなのか?どう引き継ぐのか?)」という興味から始まりました。
東京都現代美術館での「あそびのじかん」展の会期中は主に、蔵書とフィルム類の公開整理(作業が中心)と2度の井戸端会議を開催しました。
所沢市で開催した<引込線/放射線>では、整理が済んだ蔵書とフィルム類の展示を行いました。
三鷹市で開催した「TERATOTERA祭り2019」では公開整理(ワークショップ)と2度の井戸端会議を開催しました。また、蔵書(栗鼠文庫)の譲渡会も開催しました。
東京都現代美術館での様々な下準備があってこそですが、特に「TERATOTERA祭り2019」では作業ではなくイベント形式で公開整理を行うことができました。今後に続くベータテストとして、様々な可能性や気づきがあり、大変有難い機会をいただきました。
公開整理される側の役を了承してくださった小倉正史さんをはじめ、今や公開整理の欠かせないチームメイトとなった長沼宏昌さん、井戸端会議のゲストの皆様、裏で様々な調整&ご協力をしてくださった皆様に心から御礼を申し上げます。
2020年は「TERATOTERA祭り2019」で行ったような、イベント形式の公開整理を様々な場所で開催できたらいいなと願っております。プログラムも少し整理して、いくつかのパッケージを検討します。
ワークショップとして呼んでいただけましたら、東京に限らず・日本に限らず、出張致します。
2020年も続く公開整理を引き続きよろしくお願い致します!
皆様のご健康をお祈りいたします。
良いお年をお迎えください。