公開整理をする

故小倉正史氏の蔵書やスライド・フィルム等資料を2019年に公開整理した記録

スライドと本の整理10/3、10/4

 

今回は本の整理で活用しているAirtableのことを少し書きたいと思います。

ちょっと本についての情報を整理しますと、

  • 本の持ち主は小倉正史さん
  • 数ある蔵書の中の一部を今回、「今後は他の人の用に使ってもらってよい」とお送りいただいたもの
  • 冊数はおおよそ250冊
  • ご本人の同意を得て栗鼠文庫命名
  • 中身はカタログや作家記録集、単行本や定期刊行物など
  • テキストがフランス語、英語のものも多い(3ないし4割)

このような感じです。

中身の挟み込み有無などを確認しながら、大きく4分類してAirtableに登録しています。

Airtableの見た目はこんな感じです。

Airtableの画面キャプチャ

カタログ・作家資料(和or洋)と単行本・雑誌(和or洋)の4分類

 

登録しましたら、小倉氏のイラストを用いた蔵書票にAirtableと合致する6桁のIDを書き込み、貼り付け、、、そんな手順です。

Airtable、データの登録数に上限がありますが現状は無料の範囲内で使用しています。使い勝手も直感的でまあまあ分かりやすいです。

今や普通のことですがクラウドなので、共同編集も可能です。

 

作業の最初の頃に登録したものが、端折りすぎて情報不足のものがあります。それらを修正したいところですが、どの作業を優先させるべきか少々悩みます。

 

並行して整理を進めているスライドの課題として、「いつ、どこで、何(誰の)」という情報が不明確なものが混ざっています。またindexとして画像をデジタル化したはいいけど、ご本人からヒアリングした情報含めて付加情報を整理できていません。

来週はとりあえず付加情報を試行錯誤しながらAirtableで作ってみたいと思っております。

 

(次回やりたいことメモ)

  1. スライドの情報をAirtableに入力してみる(とりあえず雛形作り)
  2. 小倉氏が編集長時代の『アトリエ』誌を美術図書室に見に行く
  3. 栗鼠文庫をWikipediaに登録してみる(小倉氏の情報と紐づける)

 

1週間後に迫りましたが、

10/13(日)夕方には3回目となります井戸端会議を開催します。

アーティストの山岡さ希子さんをお招きして、山岡さんがIPAMIA(Performance Artists' Moving Images Archive)で進めているパフォーマンスアーティストの映像アーカイブ共有のお仕事についてお伺いする予定です。

 

 

本公開整理は、東京都現代美術館で開催中の「あそびのじかん」のうしお の展示室内で2019/10/20 まで実施しています。

 

www.mot-art-museum.jp