公開整理をする

故小倉正史氏の蔵書やスライド・フィルム等資料を2019年に公開整理した記録

吉川陽一郎さんのコレクション 8/23

 ご報告が遅くなりましたが、2019年8月23日に公開整理のスペースで、アーカイブやコレクションについて語らう会の記念すべき第1回目を開催しました。

 

重そうな木箱を開けると

中に入っていたのは・・・???

 

じゃじゃーん 吉川さん秘蔵の小瓶たちです!!

 

小瓶を持つ吉川陽一郎さんの手

吉川さんの大事な小瓶

中にはマイマイの殻、植物の種、黄緑色の繭、細長い石、撒菱(まきびし)や子猫の乳歯、自分の歯など、多種多様なものが分別されて収められていました。

小瓶を手に取ると、吉川さんがひとつひとつのエピソードを丁寧に説明してくれます。

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瓶の中身が気になってしょうがない

話はついつい中身のことになってしまうわけですが、一番驚いたのは吉川さんの「実は中身にはあんまり興味がない」の一言。

吉川さんは瓶そのものの形が好きで、家じゅうにこんな風な棚をつくっては小瓶を並べているそうです。ただしやはり、瓶は空の状態ではなく、瓶が瓶らしくあるためにだいたい何かしらを分別して詰めてあるのだそう。おもしろい・・・。

私はこれらの瓶を見ながら、編集行為とキュレーションについて気になりだしてしまいました!!

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話はどんどん展開して芸術論議

「これは吉川さんの作品なのか?作品でないのか?」そんな質問から、展示・発表とは何か/表現の自由アウトサイダーアート/教育論/芸術とライフスタイル/世界認知や未知/カタツムリの交尾/公共空間の掃除/ファイルつくり(魔)とファッチーニ/アーティスト像について・・・

「あそびのじかん」展に一緒に出品している野村和弘さんも途中参戦してくださり、話は次第に(美術館らしく?!)芸術論議に。「小瓶からこんなに話が膨らむかっ?!(酒もナシで)」と改めて今、記録動画を見ながら驚いている次第です。

 

 

この「語らう会」は「井戸端会議」に名前を変えて、9月にも開催予定です。

※2019/10/20まで東京都現代美術館で開催中の「あそびのじかん」のうしおの展示室内(公開整理のスペース)で行います。

 

「あそびのじかん」展を回る途中、この怪しい集会に出会ったらラッキーです。

よかったら立ち聞きしていってください。

ご参加も自由ですヨ。

 

 

 

※本日のお写真はすべて長沼宏昌さんが撮影したものです。

 

www.mot-art-museum.jp