スライドと本の整理8/16
今日は「Von hier aus」とドイツ語のメモがついたスライドをスキャンしてみました。
展覧会かな?と思って画像を見ると、中身はヨーゼフ・ボイス氏が「Von hier aus」と書いてある看板?を持って歩いているスナップなど、人物写真がほとんど。
それらの大部分は人物+「Von hier aus」の文字の組み合わせで構成された写真で、どんな展覧会だったのか、スライドだけでは簡単に想像できないなという印象。(今日はおそらく昨日のPC更新の影響で館内のTOKYO FREE Wi-Fiに繋げられず。)
そのあと作業の合間に本の整理(エフェメラ救出)をしていると、なんと見覚えのある文字が!カタログが出てきましたー。
Von hier aus – Zwei Monate neue deutsche Kunst in Düsseldorf - Wikipedia
スライドが残っている展示=カタログがある
このケースが多いかもしれません。スライドと蔵書の双方向から紐づけができるような整理の仕方を考える必要性があるなと実感しました。
スライド整理の作業は、協力者の長沼宏昌さんがフィルムの確認とスキャナーへのセットの係、私はスキャンした画像に番号をつけたりスライドの照合・確認、そして保存と分業しております。
長沼さん曰くフィルムが汚れていたり劣化が進んでいるものも多く、なるべく良い状態で原本を残すには早い時点でクリーニングが必要であるとのことです。
本公開整理は、2019/10/20まで東京都現代美術館で開催中の「あそびのじかん」のうしおの展示室内で行っております。
「公開整理作業を手伝ってみたい」という方のご連絡もお待ちしております。